お仕事フェスタ:「工務店」,「ライフプランアドバイザー」の紹介

ちょっと間があいてしまいましたが,お仕事フェスタの紹介の続編です。
今回は「工務店」と「ライフプランアドバイザー」のブースの紹介。

工務店の方も,ライフプランアドバイザーの方もプロジェクターを準備してきてくださいました。
主催者側が準備するのは椅子と机とパーテーションくらいで,あとはそれぞれお話をして頂く方(ライフワーカー)にお任せです。
それぞれの方たちが子どもたちにどうやって自分の仕事を伝えようかなと考えてきてくださっていたことを感じます。



工務店の方は静岡では有名な土間がある木のお家を売りにされている住宅屋さんです。
家のモデルも持ってきてくださっていました。社会的養護の子どもたちと話をしていると,「家って100万円くらいで作れるんでしょ?」くらいのことを言ってくれることがあります(笑) 「え,毎月の給料っていくらくらいか知ってるの?」と聞くと「5万くらい?」というくらいなので,「家を建てる」ということがどういうことかよくわかってもらえたんじゃないでしょうか…?




ライフプランアドバイザーの方は保険会社の方です。
社会的養護の子どもたちは将来のことを想像したり,計画立てて生活することを想像したりした経験があまりないと思います。
保険は将来のことを考えながらプランを立てていくものだと思うので,保険の話を聞くこと自体が子どもたちにとってはとても新鮮な子度だったのではないかなと思います。

工務店さんの話もライフプランアドバイザーさんの話も実は子どもたちだけではなく,おとなも聞いた方がよかったんじゃないかと思うくらいです。

ide LAB.

北海道大学大学院 教育学研究院 臨床心理学講座 福祉臨床心理学研究室