【研修会】「当事者とともに考える子ども・若者ケアラー支援のため専門職養成講座」

子ども・若者ケアラーの声を届けようプロジェクト事務局（Young Carers Action Research Project: YCARP）が日本財団の助成を受けて開催している「当事者とともに考える子ども・若者ケアラー支援のため専門職養成講座」でお話をさせていただきました。

YCARPの発起人である立命館大学の斎藤真緒先生にお声掛けいただき，子ども・若者ケアラー（ヤングケアラー）の支援者を対象とした連続講座の中で「逆境の中にある子ども・若者に対する相談支援の基礎理念」というテーマでお話をさせていただきました。

権利を奪われた子ども・若者に対する相談支援として，主に社会的養護の子ども・若者に対する相談支援に関する実践，研究を通じて重ねてきたことをお話させていただきました。

講座の中では講師の話の後，子若ケアラー当事者の若者たちがその話を聞いてどう思ったかのフィードバックをくださる時間が設けられていました。どんなフィードバックをいただけるのか，ドキドキ，わくわくもありましたが，当事者，支援者，それぞれに何か参考にしていただけるところがあったようでほっとしました。

久しぶりに対面での研修ということで，秋の京都への出張でもありました。

観光する暇は全くなく，京都駅での混雑だけが観光シーズンを感じさせるものでしたが，とても貴重な研修の時間でした。