『心理臨床の学び方:鉱脈を探す、体験を深める』

このたび,創元社より『心理臨床の学び方:鉱脈を探す、体験を深める』という本を出版することとなりました。
監修は村山正治先生,編集は吉川麻衣子先生と井出です。



書名に「学び方」とありますが,How to本ではありません。
心理臨床を学ぶとはどういうことかについて,そして,その人自身の学びを深めるプロセスが研究や臨床とどのように関係するのかについて,いろいろな視点から多様な執筆者に原稿をお願いしました。心理臨床を学ぼうと思っている人,学んでいる人,大学院生,研究者を目指している人,若手の臨床家… 臨床家,研究者としてのアイデンティティを模索している方に読んでいただければいいなと思います。


「学生時代の過ごし方、研究テーマの模索、臨床現場への入り方、研究と臨床の関係性や研究のオリジナリティをめぐる問い、心理統計との付き合い方、論文を書くことの意味……。心理臨床を学ぶプロセスの中で誰もが一度は向き合うことになる様々な課題について、若手から中堅の臨床家・研究者が自らの体験を振り返りながら語る。迷いながら、悩みながら心理臨床の学びを進めている人へのヒントに満ちたアドバイスと温かなメッセージ。 」(書籍の帯より)

ide LAB.

北海道大学大学院 教育学研究院 臨床心理学講座 福祉臨床心理学研究室