『学校におけるマイノリティ』について考える

更新をさぼっていたので,少し前のことになりますが…

前期の終わりに,『発達臨床心理学』の授業で,授業での学びの成果として『学校におけるマイノリティ』についてグループごとに調べて,発表する時間を持ちました。
『マイノリティ』というとちょっと堅苦しく考えてしまうところもあるかもしれないのですが,「どんな視点を持ったらみんなが楽しめる学校になっていくだろう?」という視点からそれぞれがテーマを決めて,理解を深めました。

今年度は「場面緘黙」「普通級の中の発達障がいの子どもたち」「ひとり親家庭」「トイレにまつわるいろいろな問題」という4つのテーマが発表されました。
それぞれの現状について報告された後,「もし,自分が担任するクラスにそのような子どもがいたら…」「もし,自分がそうだったら…」という視点からどのような配慮や支援が必要かについて自分たちのグループの考えを提案してくれました。

『マイノリティ』について考えようというと,どうしても『マジョリティ』の視点から考えがちになってしまうのですが,みんなが過ごしやすい学校や社会って何だろうねということについて考えることができていたかなぁと思います。
発表になると学生たちはみんな頼もしいなと思います。
授業中は多少ポーっとしていても…