【研究論文】『養護教諭における性的マイノリティ児童生徒への対応の自信に関わる要因の検討』
日本健康相談活動学会誌 15(1)に『養護教諭における性的マイノリティ児童生徒への対応の自信に関わる要因の検討』という論文が掲載されました。
この論文はある県の公立小中高等学校全校の養護教諭を対象とした調査のデータに基づいて書かれたもので,養護教諭の性的マイノリティ児童生徒への対応の現状と課題を明らかにすることに取り組んでいます。
養護教諭の自信は知識の程度や性的マイノリティの児童生徒に対応した経験,あるいは学校の体制に影響されていることが明らかになりました。ただ,こうした傾向には学校種で違いが見られ,ひとことで性的マイノリティ児童生徒への対応と言ってもその発達段階や教育の目的や実態によって違いがあるということのようです。つまり,小中高等学校を一括りにした教委職員の研修を行うのではなく,学校種の特徴に応じた研修等の機会を提供する必要があるということだと思われます。
興味のある方は日本健康相談活動学会のHPから本文をお読みいただけますので,どうぞ。
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