【授業・ゼミ】ゲストスピーカー@福祉臨床心理学(追加)

福祉臨床心理学でのゲストスピーカーをお招きしてお話を伺う回の3回目(最終回)は子どもへの暴力防止活動CAPに取り組んでいるにじいろグループの重永侑紀さんのお話を伺いました。
虐待防止だけでなく、子どもの権利が尊重される社会をどう作るか、というお話だったなぁと思います。

重永さんは大学時代からの付き合いなので、かれこれ25年…
私も学生の頃はCAPの活動に参加して学校で子どもたちとロールプレイなんかをしてました。当時は子どもの権利も、心理教育も、エンパワメントという考え方もほとんど大学では習わなくて、CAPで学んだことが後の実践や研究にいろんな影響を与えているなぁ、と重永さんの話を伺いながら懐かしく思い出しました。
福祉臨床心理学ではミクロからマクロ、専門家から当事者、予防から治療という感じで広い視点から児童虐待や逆境体験を捉えて、臨床心理学に出来ることを考えてみることを講義の目標に据えていたので、こうして離れたところからでも講師をお招きしてお話を伺えるのがありがたいなぁと思います。

ide LAB.

北海道大学大学院 教育学研究院 臨床心理学講座 福祉臨床心理学研究室