リサーチ研究会#1

日曜日に静岡子ども臨床研究会のイベントとしてリサーチ研究会を開催しました。
教育や福祉に関わる方たちとお話をしていると,「自分なりの実践,研究のテーマがあって,そのことについて話したいけれどそういう場がない」「研究をどんな風に進めればいいか意見を聞きたい」「お尻を叩いてほしい」という話になることがありました。
そこで,普段,ゼミの学生とやっているゼミを拡大するイメージで現場の方たちにも参加していただき,研究についての研究会をやることにしました。



今回はゼミの学生たちもミニ卒論(3年生)と卒論(4年生)を発表しました。
また児童養護施設の心理職やケアワーカー,特別支援学校の先生,児童相談所の職員さんなどいろいろな領域から参加して頂き,学習支援の取り組みから,職場環境の整備,全国規模の調査までいろいろな研究計画や進捗状況を報告して頂きました。領域が違うとなかなかわからないこともありますが,領域が違うからこそ,新しい視点も生まれるのですね。お互いの刺激になったり,リソースを提要し合ったりする有意義な時間でした。

今度はもう少し研究や実践が進んだ半年後頃に第2回の研究会を開きたいと思います。
4時間の長丁場でしたが,私にはあっという間の時間でした。

ide LAB.

北海道大学大学院 教育学研究院 臨床心理学講座 福祉臨床心理学研究室